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中曽根康弘賞

第15回受賞者

Barak Kushner(バラク・クシュナー)(優秀賞)

2019年7月2日授賞・対外発表

年齢:(51歳) 国籍:英国
所属:ケンブリッジ大学教授

選考理由:英語圏を代表する日本研究者の一人。その研究テーマの例を挙げると、日本と東アジアにおいて戦中と戦後がどのように理解されていたかの比較、日本の食文化特にラーメンが中国大陸と日本現代史の関わりにおいてどのように位置づけられるか、そして戦時下日本の国内外のプロパガンダの進化など、その研究はユニークであるだけでなく、高い評価を受けている。そして、研究業績だけでなく、その語学力を生かして、英語圏のアジア研究と、日本、中国、台湾全体の研究者、学界をネットワーキングし、協力関係を構築しようとしている点も大きく評価できる。

土屋 大洋(つちや もとひろ)(優秀賞)

年齢:(49歳) 国籍:日本
所属:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

選考理由:国際政治・安全保障の諸課題の中で、近年は特にサイバーセキュリティ問題に注目し、現在では第一人者として評価されている。サイバースペースが今日の国際安全保障環境に対して及ぼす影響と、この新たな空間における国際規範確立の可能性について優れた研究を行っており、その成果を多くの著書で発表してきた。また、パブリック・インテレクチャルとしての活動も活発に行い、メディアにおける精力的な発言とともに政府の各種会議の委員を歴任するなど、日本のサイバーセキュリティ政策の形成に深く関与してきた。

Xiaojin Wu(シャオジン・ウー)(奨励賞)

年齢:(43歳) 国籍:アメリカ合衆国
所属:シアトル美術館日本・韓国美術キュレーター

選考理由:中国出身で日本美術を専門とする研究者。現在はシアトル美術館キュレーターとして優れた館蔵作品を研究し旺盛に日本美術関連の展覧会を企画実施している。ことに日本の現代アーティスト束芋(たばいも)氏の作品と美術館所蔵の伝統芸術を組み合わせての展覧会は画期的な試みと称賛された。また、日米の政府間合意で設立されたカルコンの美術対話委員会(ADC)委員として活発に活動している。特に、米国における日本美術を促進するキャンペーン「ArtsJapan2020」に尽力し日米の文化芸術交流に貢献した。

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