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中曽根康弘賞

第11回受賞者

2015年7月3日授賞・対外発表(スピーチ順)

グエン・ティ・ラン・アン(優秀賞)

年齢:1976年5月23日生れ(39歳) 国籍:ベトナム
所属:ベトナム外交学院 南シナ海研究所 副所長

選考理由:ベトナム外務省 外交学院の国際法専門家。ベトナム代表として、南シナ海問題、海洋国際法問題の国際会議に参加し、積極的に情報発信を行っている。ベトナムによる国際法分野のパブリック・ディプロマシーの展開で活躍している。博士論文は“The South China Sea Dispute: A Reappraisal in the Light of International Law”。最近、重要性が増している海洋安全保障の問題に果敢に取り組み、顕著な業績をあげている点を高く評価する。

大庭 三枝(奨励賞)

年齢:1968年7月15日生れ(46歳) 国籍:日本
所属:東京理科大学 工学部 教授

選考理由:日本を代表するアジア・太平洋地域の地域統合、地域協力研究者として、内外での学術活動、社会活動を積極的に行っている。2014年に刊行された『重層的地域としてのアジア-対立と共存の構図』(有斐閣)は、「アジア」という地域が多様に、重層的に形成されていることを解明し、日本外交にも強い示唆を与え、内外で高い評価を得ている。また、2010年から2013年まで内閣府原子力委員会委員として東日本大震災後の原発問題にとり組むなどの社会活動を行ってきた。これらの学術活動、社会活動を高く評価する。

神保 謙(奨励賞)

年齢:1974年1月26日生れ(41歳) 国籍:日本
所属:慶應義塾大学 総合政策学部 准教授

選考理由:日本を代表する安全保障の研究者として、複数のシンクタンクにも関わりながら、きわめて活発に学術活動、社会活動を展開している。とりわけ、日本の安全保障政策などについて、英語を用いて行っている執筆活動、対外発信、国際会議での発言などは際立っており、内外から高い注目を集めている。また、政府や官庁の委員会委員を多々務め、2013年には主要な著者の一人として、日本再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証-日本政治は何を活かすか』(中公新書)を刊行した。これらの学術活動、社会活動を高く評価する。

森 聡(奨励賞)

年齢:1972年12月25日生れ(42歳) 国籍:日本
所属:法政大学 法学部 教授

選考理由:アメリカ外交研究者として、歴史研究と政策研究の双方を活発に行っており、また英語に堪能でシンクタンクでの講演や政策提言も積極的に行っている。著書の『ヴェトナム戦争と同盟外交』(東京大学出版会)では米、仏、英の視点からアジア太平洋の国際関係を緻密に検証しており、外交史家として学界への貢献も大きい。また政策コミュニティにおいて、元外交官としての経験を生かして、専門のアメリカ外交のみならず、日米関係、日本外交、東アジアの海洋安全保障などについても積極的に発言している。これらの学術活動、社会活動を高く評価する。

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